ニューノーマルについて考察

COVID-19による世界全体へのインパクトにより、“ニューノーマル“という言葉が世間に浸透している。

未来について考えたり、対策することも大事だが、過去、自分の人生の中にも生活スタイルや価値観を変える出来事は多々あったのではと思い、

自分が体験してきたニューノーマルを振り返ってみる。

時代の流れと、自分の年齢や立場の変化によって見てきたもの、感じてきたものとの主観・客観のギャップはありそうではあるが・・・

 

コンピューターゲーム。

ゲームウォッチ。幼いころ、家に転がっていた。ポケットワイファイぐらいの

機体をピコピコ。単純作業で高得点を目指すものだった。

ファミコン。幼いころ、親の友人の家でやらせてもらった。当時最先端。

そこからスーパーファミコン、ゲームボーイ、ゲームギア、ワンダースワン、

セガサターン、プレイステーション、などなど・・・今ではネット接続でe-sports。

30年あまりでものすごい淘汰と進化が繰り返されている。

ゲームという文化もニューノーマルだし、ゲーム機も時代に応じたニューノーマルを形成している。

パソコン。

小学生の時、白黒のPCで親が銀河英雄伝説をやっていた。

中学生の時、プリンスオブペルシャというゲームを兄がやっていた。当時は2chでフラッシュアニメやAAを見たり。大人のサイトに興味はあるものの、危険なサイトに入ってしまってないか、ヒヤヒヤしてたっけ。

 

携帯電話

自分の世代のちょっと前はポケベル。

高校生の時に買ってもらったピッチ、ガラケーもニューノーマル。

ガラケーのころは携帯でカクカク更新されるネット掲示板をよく見ていた。

やっぱりアダルトサイトの罠におびえながら。。パケット代も気にしていたっけ。

今じゃポケットwifiや公衆wifiで容量のことはあまり気にしない。

出会い系にもお世話になったり。mixiとかGREEなどのSNSにも人生において大きな影響を

受けた。今の嫁はmixiの趣味のコミュニティで知り合った。

スマホもニューノーマル。

社会人なりたての頃、外出時には地図を印刷して、電車の時間を会社で調べて、

あくせくしながら営業訪問していた。今じゃgoogleマップ、乗り換え案内があたりまえ。

LINEでコミュニケーションしたり、無料通話が当たり前になっていたり。

電子決済もかなり広がってきている。

クラウド。ニューノーマル

ほんの数年前まで、社内サーバーにデータがあって、メールのやり取りも社内が当たり前だった。

今じゃonedriveからデータを出し入れしたり、社内CRMで業務情報を管理したり、メールも外出先からが当たり前。

次はリモートが自分を取り巻く環境にとってのニューノーマル?

そう考えると、世の中は常にアップデートしていて、そのたびに人々の生活は

ニューノーマルに適応してきている。

世の中に良いにしろ悪いにしろインパクトがあれば、何かが変わる。

そこに人間は順応し、良いほうに改善しようと働きかける。

だからこれからのニューノーマルも順応してしまえば今よりスマートで、

可能性に満ちた社会になる気もする。なんて。

 

自分の創造の限界は、所有しなくなることがニューノーマル。

生体情報が社会インフラに登録され、社会のあらゆるシーンに組み込まれた

デバイスに生体認証することで巨大ネットワークにアクセスし、

あらゆるサービスを享受できる。

そんな世界。なんて。

脳みそに直接刺激を与えたり、バーチャル上で生活するなんてSFチックな話も

あるけどどうなるんでしょうかね。

そうなると人間の存在価値ってなんなのか・・

バーチャル上でだれかに価値を提供し、その対価を得て、肉体を維持するための

栄養を補給し、またバーチャル世界で価値を創造したり享受したりする・・・

それも遠くない未来のニューノーマルなのだろうか・・

リアル、バーチャルを考えるものとして興味深いテーマである。

 

http://books.rakuten.co.jp/
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