右か左か。全体か個か。チームワークか個人技か。

マネージャーとして、一人間として思うこと

日々すり減りながらも学んでいる世の中の真理的なもの。

きっとフリーランスでは味わえない人間関係の難しさであり、味わいでもあるのだろう。

会社組織として、“規律“と“多様性“のバランスをどうとっていくか。

◆最大公約数か最小公倍数か

個人の願望、待遇、ポテンシャル、成長に対して、会社としてどこまで応え、求め、制限していくかというバランスのとり方に日々悩まされている。

多様性、個性、創造性、を活かしつつ、会社組織としてどう標準化・マニュアル化し統制をとっていくか。

モチベーションと仕組みという、最近のYOUTUBEなどで二律背反的に扱われていたりするテーマに対しても、個人的にはどちらも欠かすことはできないと思う。

今勤めている会社は比較的昭和的、日本的製造業、チェーンストア的考え方。

悪く言えば思考停止している社員のほうが幸せな世界。

その中で自分が率いるのはクリエイティビティを求める部署。思考停止するな!と

いつも指導している。加えて、今の若者は賢い。

そして構成メンバーは多様な経歴で、個人の要望も提供価値もバラバラ。

いっちょ前に主張もしてくる。正論でまくし立ててくる。

組織の決定に対して、矛盾を指摘し、不服も申し立てる。

どこにプライオリティを置くのか、見える理想や現実は、置かれている立場によって、視座、視野、視点が異なるので対立するのは当たりまえ。

組織は全体の調和を優先するので、個人の不服は聞き入れない。

提供価値に対しても同様。出る杭が打たれるわけではないが、組織のモノサシで測れない価値創造はなかなか受け入れてもらうのが難しい。

最大公約数か?

54、36の個人の要望、ポテンシャルに対して組織として18まで答え、期待するのか?残りの18以上の要望やポテンシャルは切り捨てるのか。

最小公倍数か?

18、24の要望やポテンシャルに対して個々に合わせて2や3の育成や対応をして36以上の要望に応え、成果を発揮させるのか?

前者は全体主義。定規で測ったような規則、マニュアルではそうなってしまう。

後者は個性を伸ばす主義。2や3をかける側にも見極めたり、調整する力量が求められる。大変。レベルが求められる。最小公倍数となる一定の指標、最低限のルールも必要。組織としてのレベルは高いと思う。

どちらが正なのかはわからない。

でも自分は後者の組織で成長したいと思う。

文章がまとまらない。。

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